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特にクレイのコートを得意としていたテニス・プレイヤー「セルジオ・タッキーニ」。1966年に、現在のブランドの前身となる会社を興し、カラフルなテニス・ウェアという、当時としては画期的な試みが大成功して今に至ります。ジミー・コナーズ、マッケンロー、ナブラチロワから、最近ではノヴァク・ジョコビッチなどまで、世界のトップ・テニス・プレイヤーに愛され続けていて、さらにカジュアル・ファッションの分野にも進出しております。

こちらはそんな人気ブランドのフレグランス・ラインから、2000年に発売されたレディス香水です。同じ年に発売されたメンズの「オゾン・マン」とのカップリング香水となっております。このブランドの香水はどれも結構レアなので、お求めはお早めに。

シトラス・フローラルのさわやかな香調をベースに、アロマティックなアレンジを加えて、モダンで快活なレディス・セダクションを提案するアイテムに仕上げられております。

オレンジ、ベルガモット、レモンなどが、明るく新鮮なシトラス・ノートを香り立たせるトップから、
カモミール、ラベンダー、ジャスミン、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ、ローズなどが、テンダーでクリーンなフローラル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。
ラストはグリーン・ティーやシダーなどが、スリムなアロマティック・スウィートを漂わせて、あくまでもスポーティーなレディス・センシュアリティーをアピールしてくれそうです。

プロデュースは、ラ・ペルラやフェラーリなどの香水ラインも抱えているモリス社です。オーソドックスなたたずまいながらも、ミドルのカモミールやラストのグリーン・ティーなどのマテリアルが、気の利いた現代的な柔らかさを生み出していて、とてもソフィスティケートされた香りではないかと思います。

カジュアルなシーンであればオールシーズンでお使いいただけることでしょう。特にシンプルなウェアに合わせるとベストマッチすると思います。ライト・グリーンとスカイブルーの組み合わせが絶妙な、柔らかいカラーリングのボトル＆パッケージも心地よい味を出しております。ペア香水なので、ぜひメンズとともにどうぞ。