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イタリア系アメリカンのマニー・マシューフが、1976年に立ち上げたカジュアル・ブランド「ビービー」。ハムレットの「TO BE OR NOT TO BE(生きるべきか死ぬべきか)」という有名な一節から取ったブランド名で、着心地とデザイン性を融合させたエクセレントなレディス・ウェアで、世界に300店舗を構えるメガ・ブランドに成長しました。

こちらはそんなアメリカン・ファッション・ハウスのフレグランス・ラインから、2010年に発売されたレディス香水です。2009年の「ビービー」に続くセカンド・アイテムで、「ビービー」と同じく、アメリカでヒットしました。香りはイノセントでクリーンなフェミニンを思わせる、フルーティー・フローラルの香調がベース。使い勝手の良い、洗練された一品に仕上げられております。

シトラス・アコード、アップル、グリーン・フローラル・アコードなどが、すがすがしくエナジャイジングなフルーティー・フローラルを香り立たせるトップから、
ピオニー、ジャスミン、フリージアなどが、リラクゼーションあふれるファンタスティックなフローラル・ノートをただよわせるミドルへ。
ラストはサンダルウッド、ムスク、アンバーなどが、つややかなスウィートで全体をドライダウンさせて、魅惑のセンシュアル・クオリティーを引き立ててくれそうです。

調香は、アナ・スイの「スイドリームズ・イン・ピンク」やゲスの「ゲス・ゴールド」などを手がけたクローデット・エルナヴィスと、ケンゾーの「カラー・バイ・ケンゾー」シリーズやマサキ・マツシマの諸作品などで知られているジャン・ジャックの合作。プロデュースは、バナナ・リパブリックやモンブラン、バーバリーなどの香水ラインもかかえている「INTER PARFUMS」です。ベーシックなフルーティー・フローラルで、アップルやピオニーなどの香りが際立つ印象です。かわいらしさと清楚さをあわせもったテイストが好ポイント。デイタイムのプライヴェート・シーンであれば、オールシーズンでお使いいただけると思います。

ボトルやボックスもアイ・キャッチャー。チャーム付きのハート形のボトルがステキです。